「転職できたのはいいけど、このままで本当に大丈夫なのか……」
IT業界に飛び込んでしばらく経ったとき、ふと気づくと毎晩そんな言葉が頭をよぎっていました。
周りは経験者ばかり。会議で飛び交う用語の半分はわからない。客先に常駐して「何かわからないことはありますか?」と聞かれるたびに、愛想笑いで乗り切っていた自分がいました。
私は30代半ばの元公務員。IT経験ゼロでSES企業に転職し、家には小さな子どもがいる。「資格でも取るしかないか」と思い立ったとき、正直なところ半信半疑でした。本当に続けられるのか、取ったところで意味があるのか。
——それから約1年半後、気づけば13資格を取得していました。
この記事では、2024年10月から2026年3月にかけて私が歩んだ道のりを、失敗も含めてすべて正直にお伝えします。「勉強が得意な人の話」ではありません。インフルエンザで試験を延期し、HTML5には一度落ち、データベーススペシャリストには不合格になり、客先のない待機期間に焦りながら勉強した、普通のおじさんの記録です。
約1年半・13資格の全体像
まず全体のタイムラインをざっくりお伝えします。
第1フェーズ(2024年10月〜2025年1月:約3.5ヶ月) Java Bronze → AWS CLF → Java Silver → AWS SAA → AWS DVA の5資格
第2フェーズ(2025年2月〜2025年10月:約9ヶ月) HTML5 Level1(一度不合格)→ 応用情報技術者試験 → AWS SAP(一度不合格)→ データベーススペシャリスト(不合格)
第3フェーズ(2025年11月〜2026年3月:約5ヶ月) AWS SAP再受験・合格 → HTML5 Level1再合格・Level2・Python基礎/データ分析・OSS-DB・Oracle の8資格
フェーズ1が最も密度が高く、わずか3.5ヶ月で5資格を取得しています。特にAWS SAAはたった5日で合格しました。この話は後で詳しく書きます。
フェーズ1:転職直後の3.5ヶ月で5資格
Java Bronze:最初の3週間で土台をつくる
学習開始:2024年10月7日 合格日:2024年10月27日(約3週間)
転職後の10月・11月は自社でのスタンバイ期間でした。客先常駐の案件はなく、勤務時間はほぼ自己学習に充てることができました。最初の現場に入ったのは12月1日で、そこはC・C++・C#・JavaScriptを使う開発案件でした。
スタンバイ中は時間があった分、「この時間を絶対に無駄にしない」という気持ちが強くありました。「エンジニアとして食っていくなら、まずJavaの基礎を固めよう」と決め、10月7日にJava Bronzeの学習を始めました。
朝5時に起きて、子どもが起きる前の1時間を勉強時間に充てました。スタンバイ中は日中も学習に使え、昼は問題演習、夜は復習というサイクルを回せました。
約3週間後の10月27日、無事合格。正直、そこまで難しくはなかったです。でも合格した瞬間、「あ、やればできるんだ」という手応えが生まれました。この感覚が、次の爆走を生んだのだと思います。
AWS CLF(AWS Cloud Practitioner):2週間で合格、そして全体像が見えた
学習開始:2024年10月28日 合格日:2024年11月9日(約2週間)
Java Bronzeに合格した翌日、間髪入れずにAWS CLF(AWS Certified Cloud Practitioner)の学習を始めました。SES企業に入ったからには、AWSは避けて通れない。当時のAWS案件の多さを見て、直感的にそう感じていました。実は入社前にもUdemyでAWSの基礎を学んでいたため、CLFの用語感にはある程度なじみがあった状態でのスタートでした。
使った教材は3つです。
- 「一夜漬けAWS CLF直前対策テキスト」:薄くて読みやすい。全体像をつかむのに最適でした
- YouTube「AWS資格 対策講座」:通勤中に聞き流せて助かりました
- ping-t:問題演習サイト。UIが非常に優れていて、絞り込み機能が使いやすい。CLFは無料で使えます
約2週間、毎日1〜2時間の学習で合格できました。CLFで得た「AWSの全体像」が、次のSAAで爆発的に活きることになります。
Java Silver:CLFと並行しながら取得
学習開始:2024年11月10日 合格日:2024年11月24日(約2週間)
ここが少しトリッキーな部分です。CLFに合格した翌日からJava Silverの学習を始めましたが、実はCLF学習中からJavaの復習も並行して続けていました。
「CLFだけに集中すればいいのに」と思うかもしれません。でも私の場合、一つのことだけをやっていると飽きてしまう性格で、複数の教材を交互に読むほうが集中が続くとわかっていました。
Java Silverの試験は、Bronzeより段違いに難しかったです。ラムダ式、ジェネリクス、例外処理の深いところ……Bronzeで「わかった気」になっていたものが、ことごとく揺らぎました。
それでも約2週間で合格。この勢いが次に繋がります。
AWS SAA(AWS Solutions Architect Associate):たった5日で合格した話
学習開始:2024年11月25日 合格日:2024年11月30日(わずか5日)
これが、約1年半の記録の中で最も語りたいエピソードです。
AWS SAAといえば、「1、2ヶ月かけて対策するもの」という情報が多いです。私もそう思っていました。でも実際に合格したのは、学習開始からたったの5日後でした。
なぜそんなことが起きたのか。
理由は単純です。CLFで「AWSの全体像」を完璧に頭に入れていたからです。SAAはCLFの深掘りです。CLFで「EC2とはこういうものだ」「S3とはこういうものだ」という地図ができていれば、SAAで問われる「どのサービスをどう組み合わせるか」という問題に対して、応用として解けるのです。
使った教材はシンプルです。
- 「一夜漬けAWS SAA直前対策テキスト」
- ping-t(当時無料):CLFに続いてSAAも無料で使えました。現在は有料になっているので要確認です
5日間、毎日3〜4時間を集中して問題演習に充てました。「わからない問題」に当たっても、CLFで得た基礎知識があるので、解説を読めばすぐに理解できる。そのサイクルが非常に速かったのです。
——合格通知を見たとき、自分でも信じられませんでした。
「本当に受かっていいのか」とスコアレポートを何度も確認しました。
この経験で学んだことがあります。資格試験は「規定の学習期間をこなす」ものではない。「準備ができたら受ける」ものです。CLFという土台があったから、SAAは5日で十分でした。「1.5〜2ヶ月かけなければいけない」というのは、地図なしで挑む場合の話です。
AWS DVA(AWS Developer Associate):インフルエンザで試験を延期した話
学習開始:2025年1月2日 合格日:2025年1月25日(約3週間)
年が明けて、次はAWS DVA(AWS Certified Developer Associate)に挑みました。
使った教材はCloud License(90日4,080円)です。本番問題との再現性が高く、実際の試験で「この問題、見たことある」と感じた問題が2〜3割ありました。コスパは非常に高いと思います。
学習は順調でした。でも——試験直前に、インフルエンザにかかりました。
熱は38度を超え、体はだるく、問題文を読んでいても頭に入らない。「このまま受験して落ちたら、受験料がもったいない」という現実的な計算と、「延期したら申し込み直しが面倒」という気持ちが交錯しました。
結果、延期しました。正解だったと思います。
AWS DVAの試験はCBT方式(テストセンターで随時受験)なので、体調不良の場合は変更できます。「試験の申し込みは後戻りできない」と思い込んでいましたが、実は逃げ道があったのです。
回復後に改めて受験し、無事合格。この経験は「試験を申し込んでも、状況次第で延期できる」という安心感を私に与えてくれました。追い込まれても、逃げ道はあります。
フェーズ2:失敗と挑戦の9ヶ月
HTML5 Level1:一度落ちました
学習開始:2025年2月11日 試験日:2025年3月1日(不合格)
正直に書きます。落ちました。
DVAを取得してから少し間が空き、次のターゲットとしてHTML5 Level1を選びました。「HTMLくらい知ってる、楽勝だろう」と内心思っていたのが、おそらく敗因です。
試験会場で問題を見たとき、想定より難しかったです。JavaScriptの仕様、CSSの細かい挙動、APIの使い方……「なんとなく知っている」レベルでは通用しませんでした。
不合格の通知を受け取ったとき、正直かなりへこみました。約3ヶ月間、一度も落ちていなかったので、「負け」の感覚が久しぶりで、思ったより堪えました。
でも、この失敗から学んだことがあります。「時間があっても、理解が浅ければ落ちる」ということです。試験まで約7週間ありました。時間は十分あった。なのに落ちた。焦って問題を解く量を増やすより、丁寧に概念を理解することが大事だったのです。
HTML5の再挑戦はフェーズ3で行い、無事合格しています。
応用情報技術者試験:7週間集中
学習開始:2025年3月2日 受験日:2025年4月20日(約7週間)
HTML5に落ちた翌日から、気持ちを切り替えて応用情報の学習を始めました。
応用情報は、これまでとはレベルが違います。午前問題は広く浅く、午後問題は深く考察する。特に午後問題は「正解を暗記する」ではなく「問題の意図を読む」力が必要で、短期集中では太刀打ちできないと感じました。
使った教材は3つです。
- Udemy午前講座:午前の範囲を体系的に学べました。セール時に購入するとコスパが高いです
- 「うかる!応用情報(午後)速攻問題集」:午後問題の解き方の「型」を学べる一冊
- 過去問道場(無料):午前対策の最終仕上げ。無料で過去問が全部解けます
7週間、毎日2〜3時間。
4月20日、合格通知を受け取ったとき、これまでとは違う達成感がありました。応用情報はIT系の資格の中でも「ちゃんと実力がある人が取る資格」というイメージがあります。それを取れたことで、「もしかして私、エンジニアとして生きていけるかもしれない」と初めて思えた瞬間でした。
AWS SAP(AWS Solutions Architect Professional):一度不合格、そして再挑戦へ
受験①:2025年8月不合格 受験②:2025年11月(合格)
最初はCloud Tech(90日5,480円)で学習しましたが不合格。SAPはSAAの延長では太刀打ちできない難しさがあり、問題の深さにかなり手こずりました。
データベーススペシャリスト:2025年秋、不合格
学習・受験:2025年9月・10月(不合格)
応用情報に合格した流れで、次は高度試験へと目を向けました。データベーススペシャリストはOSS-DBやOracleと並行してデータベース分野を深く学べると考え、選びました。
結果は不合格。午後問題の記述が甘く、「わかっている」と「書ける」は別物だと痛感しました。高度試験の壁はそれまでの資格とは明らかに違いました。
この失敗は今でも悔しいですが、「DB設計・SQL・トランザクション管理をここまで深く学んだのは初めてだった」という事実も残っています。落ちた試験が、いちばん力をつけてくれることがある、とそう思うことにしました。
フェーズ3:5ヶ月で8資格(2025年11月〜2026年3月)
フェーズ3ではまず、フェーズ2で一度落ちていたAWS SAPに再挑戦しました。
AWS SAP:教材を切り替えてリベンジ
データベーススペシャリストの結果を受け取った直後、AWS SAPの再受験に向けて学習を再開しました。教材をCloud License(90日4,080円)に切り替えたのが決め手でした。Cloud Licenseは本番問題との再現性が高く、DVAのときと同様に「見覚えのある問題」が多かったです。SAPほど難易度の高い資格では、問題の質が特に重要だと感じました。
2025年11月、無事合格。二度目の挑戦でようやく手にした合格通知は、これまでとひと味違う重みがありました。
その後は、着実に積み上げていきました。
HTML5 Level1:リベンジ合格
一度落ちていたHTML5 Level1に、改めて正面から向き合いました。前回は「なんとなく知っている」で受けて玉砕した反省から、今回はテキストを最初のページから丁寧に読み直しました。「読んでわかる」と「問われて答えられる」は別物だと学んだ試験です。リベンジ合格の瞬間は、点数以上の達成感がありました。
HTML5 Level2:勢いそのままに連続取得
Level1合格の直後、勢いを切らさずLevel2に進みました。Level1で基礎を固めていたので、Level2の範囲は「Level1の続き」として比較的スムーズに入れました。2段階の資格は「続けて取る」ことでロスが少ないと実感しました。
Python基礎・Pythonデータ分析:AIブームに乗り遅れたくなかった
正直に言うと、このあたりの時期がフェーズ3で一番しんどかったです。SAPのリベンジ・HTML5と続けてきて、疲労も積み重なっていました。ストレスで禿げそうでした(笑)。
それでも「Pythonをやらないエンジニアには仕事が来なくなる時代が来る」という焦りがあり、手を止めるわけにいきませんでした。基礎から入り、データ分析まで通して取得。実際に業務でPythonを使う場面が増え、「取っておいてよかった」と今は思っています。
OSS-DB・Oracle:データベーススペシャリストへの「借り」を返す
データベーススペシャリストで不合格になった経験が、ずっと頭に残っていました。高度試験には一発で受からなかったけれど、OSS-DBとOracleを取ることで「DBの知識は確かにある」という形にしたかった。試験の結果には負けましたが、知識では負けていない、そう自分に証明したかったのだと思います。
フェーズ3は、フェーズ1のような「爆走」ではなく、「粘り」の時期でした。失敗の後始末と、次への布石を同時に進める10ヶ月。それでも1つずつ積み上げることで、転職後17ヶ月で13資格という数字になりました。
約1年半で実感した「資格の本当の価値」
知識より「地図」が手に入る
資格を取ると、特定の分野の「地図」が手に入ります。
例えばAWS CLFを取ったとき、私が得たのはAWSの機能の知識ではなく、「AWSにはこういう世界がある」という全体の輪郭でした。その地図があったから、SAAを5日で取れた。SAAの地図があったから、SAPへの道が見えた。
知識は更新されます。でも「地図の読み方」は残ります。資格学習は、地図を手に入れるプロセスです。
「次何を学ぶか」を考える必要がなくなる
IT業界の初心者が最も消耗するのは「何を勉強すればいいかわからない」という状態です。情報が多すぎて、何から手をつければいいかわからない。
資格には体系があります。「CLFの次はSAA」「Java Bronzeの次はSilver」という順番が決まっている。初心者にとって、「次何を学ぶか」を考えなくていいのは、思っているより大きなメリットです。
同僚・上司への「証明」になる
SES企業では、客先に自分のスキルを証明するものが必要です。未経験転職者にとって、資格はほぼ唯一の「見える証明」です。「AWS SAAを持っています」というだけで、面接の空気が変わります。社内でも「資格を取り続けている人」というポジションができると、勉強時間を確保しやすくなります。
実際に使った教材・サービス一覧
AWS問題演習サイトの比較
| サイト | 特徴 | 料金 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| ping-t | UI最良・絞込機能◎ | CLFのみ無料 | CLF・SAA |
| Cloud License | 本番再現性高(2〜3割一致) | 90日4,080円 | DVA |
| Cloud Tech | AWS全資格対応 | 90日5,480円 | SAP等上位資格 |
| 個人的にはAWS試験合格を目的とするなら Cloud License 一択です。 |
各資格の使用教材
| 資格 | 使用教材 |
|---|---|
| AWS CLF | 「一夜漬けAWS CLF直前対策テキスト」・YouTube「AWS資格 対策講座」・ping-t |
| AWS SAA | 「一夜漬けAWS SAA直前対策テキスト」・ping-t(当時無料) |
| AWS DVA | Cloud License(90日4,080円) |
| 応用情報 | Udemy午前講座・「うかる!応用情報(午後)速攻問題集」・過去問道場(無料) |
| AWS SAP | Cloud Tech(1回目・不合格)→ Cloud License(2回目・合格) |
よくある質問(FAQ)
Q1. 未経験でも本当に13資格取れますか?
取れます。私がその証拠です。IT未経験からのスタートでも、特にJava系の試験はコードを読む力が必要なので、「一発で100%理解する」のではなく、「繰り返して慣れる」という戦略が有効です。
Q2. 1日の勉強時間はどのくらいでしたか?
平均すると1〜2時間です。フェーズ1は朝5時に起きて1時間、昼休み30分、夜30〜60分というパターンが多かったです。子育て中なので夜は使いにくく、朝型にシフトしたことが継続できた一番の理由だと思っています。
Q3. AWS SAAを5日で取得したのは本当ですか?
本当です。ただし、CLFをしっかり取得した直後という条件があります。CLFでAWSの全体像を頭に入れた状態でSAAに臨んだので、「知らないサービスがほとんどない」という状態から問題演習を始められました。CLFをすっ飛ばしてSAAから始めようとしている人には、強くCLFからの学習を勧めます。
Q4. HTML5に一度落ちたと書いていましたが、どう立ち直りましたか?
その日は落ち込みました。でも翌日、気持ちを切り替えて応用情報の学習を始めました。「落ちた資格に引きずられる」より「次の目標に向かう」ほうが精神的に楽でした。失敗したときは「一旦距離を置く」のが私には合っていました。
Q5. インフルエンザで試験を延期したとのことですが、CBT試験は変更できるのですか?
できます。AWS DVAのようなCBT方式の試験は、Pearson VUEのシステム上で日時変更が可能です。私の場合は数日前に変更したので、費用なしで変更できました。体調不良のまま受験して落ちるより、延期して万全の状態で受けるほうが結果的に安上がりです。
Q6. 資格取得は転職・キャリアにどう活きましたか?
大きく3つの場面で活きています。①案件獲得(SES企業では資格がスキルの証明になる)、②社内評価(「資格を取り続けている人」というポジションができる)、③自信(「自分はちゃんとやれている」という根拠が積み上がる)。特に③が一番大きかったと感じています。
Q7. 正直なところ、なぜそんなに資格を取り続けられたのですか?
モチベーションの話を正直にすると、会社の資格報奨金制度が大きかったです。合格すると受験料の半額補助に加え、資格に応じた報奨金がもらえます。応用情報技術者やAWS SAPクラスになると、1資格あたり十数万円。「勉強して合格すれば収入が増える」という構造が、継続の大きな原動力になっていました。
「資格は自己投資」という言葉はよく聞きますが、こうした制度があると投資の回収が目に見える形でついてくる。SES企業に入社した方は、まず自社の報奨金制度を確認することをおすすめします。
Q8. SES企業のスタンバイ(待機)期間はどう過ごすべきですか?
勉強に全振りすることをおすすめします。私は入社直後の10〜11月のスタンバイ期間にJava Bronze・AWS CLF・Java Silverを連続取得し、フェーズ2でも応用情報を7週間かけて集中学習しました。どちらもキャリアの大きな転換点になっています。「仕事がない=勉強に全振りできる時間」と捉え直すことで、精神的なストレスも和らぎます。
Q9. 子育て中でも続けられたコツは何ですか?
三つあります。①小さな合格を積み重ねる(Java Bronzeのような取りやすい資格から始めて「合格できる」感覚を作る)、②勉強時間を固定する(朝5時の1時間を習慣化)、③失敗を引きずらない(落ちたら受け直せばいい、という軽さを持つ)。
Q10. これから資格取得を始める人に、最初の一冊を教えてください。
IT未経験でAWSに関わる環境にいるなら、「一夜漬けAWS CLF直前対策テキスト」を勧めます。薄くて、わかりやすく、2週間で終わります。まずCLFを取ること。そうすれば次にSAAを取りたくなります。最初の一冊が、その後の全部を引っ張ってくれます。
Q11. 約1年半で13資格という目標は最初から決めていましたか?
決めていません。最初は「Java Bronzeを取ろう」と思っただけです。取ったら次が取りたくなり、気づいたら13になっていました。「約1年半で13資格」という数字は、終わってから振り返ったときに初めて意識したものです。最初から大きな目標を掲げる必要はありません。目の前の一つに集中すれば、気づいたときには遠くまで来ています。
まとめ:未経験からでも、一歩ずつ確実に進める
約1年半という時間を振り返ると、派手なことは何もしていません。
毎朝5時に起きて、1時間勉強した。インフルエンザになったときは試験を延期した。一度落ちたときは翌日に気持ちを切り替えた。スタンバイ期間は丸ごと学習時間に変えた。ストレスで禿げそうになりながらも、手を止めなかった。それだけです。
——でも、それを約1年半続けたら、13資格になっていました。
あなたが今、「このままで大丈夫なのか」と不安を感じているなら、まず一つだけ決めてください。最初の資格を何にするか。それだけ決めれば、あとは自然と次が見えてきます。
子育て中でも、未経験でも、資格は取れます。私がその証拠です。