「AWS4資格の受験料、バウチャーをフル活用しても¥148,500になった」
CLF・SAA・DVA・SAPと4つのAWS認定を取得した私の、受験料の総額です。
CLF合格でもらったバウチャーをSAAに使い、SAAのバウチャーをDVAに使い、DVAのバウチャーをSAPの初受験に使いました。それでもこの金額になったのは、SAPで2回不合格になったからです。
この記事では、AWSの合格バウチャーの仕組みと使い方、そして私の実際の受験料内訳を公開します。バウチャーを正しく使い続けても、1つの試験で複数回落ちると費用が一気に膨らむ——その実態を包み隠さずお伝えします。
AWSの「合格バウチャー」とは
AWS認定試験に合格すると、後日AWSから次回試験の50%割引バウチャーが自動付与されます。
正式名称は「AWS Certification Exam Discount Voucher」。AWS Certification(Pearson VUE)のアカウントにログインすると「Certifications > Benefits > Vouchers」から確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 割引率 | 50% OFF |
| 有効期限 | 発行から3年間 |
| 使用回数 | 1枚につき1回のみ |
| 対象試験 | AWS認定全試験種別 |
| 付与タイミング | 合格後すぐに自動付与 |
重要なのは、合格したときだけもらえる点です。不合格では付与されません。
連鎖させると受験料がどう変わるか
AWS認定試験の通常受験料はこちらです(税込)。
| 試験 | 正規受験料 |
|---|---|
| CLF(クラウドプラクティショナー) | ¥16,500 |
| SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト) | ¥22,000 |
| DVA(デベロッパー アソシエイト) | ¥22,000 |
| SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル) | ¥44,000 |
| 合計(全て1発合格・正規価格) | ¥104,500 |
バウチャーを連鎖させた場合——
| 試験 | 受験料 | 使用バウチャー |
|---|---|---|
| CLF | ¥16,500 | なし(第1試験) |
| SAA | ¥11,000 | CLF合格バウチャー |
| DVA | ¥11,000 | SAA合格バウチャー |
| SAP | ¥22,000 | DVA合格バウチャー |
| 合計(全て1発合格・バウチャー活用) | ¥60,500 |
¥44,000の節約。SAP1回分の費用がそっくり浮く計算です。
CLFさえ1発で受かってしまえば、あとはバウチャーを繋いでいくだけで費用を抑えられます。
バウチャーの受け取り方・使い方
受け取り方
特別な申請は不要です。合格後すぐにPearson VUEのAWS認定アカウントへ自動付与されます。
確認場所:AWS Certification → 「Benefits」→「Certification benefits」
メールで通知が来ることもあります。次の試験を予約する前にポータルを確認しておくと安心です。
使い方
- Pearson VUEのAWS試験予約ページにログイン
- 受験したい試験・日時・会場を選択
- 支払い画面の「Voucher/Promo Code」欄にバウチャーコードを入力
- 割引後の金額を確認して決済
バウチャーコードは認定ポータルの「Vouchers」欄に表示されているので、コピーして貼り付けるだけです。
注意点3つ
① 有効期限は発行から3年
次の試験をすぐ受けない場合でも、3年以内であれば使えます。ただし3年を過ぎると失効します。
有効期限は長めなので慌てて次の試験を申し込む必要はありませんが、期限を忘れて使いそびれないよう認定ポータルで残期限を確認しておくと安心です。
② 不合格ではバウチャーは出ない
落ちた試験の再受験は正規料金になります。バウチャーをつなぐには「合格し続けること」が前提です。
特にSAPは正規¥44,000なので、複数回不合格になると費用が一気に増えます。
③ 本人のアカウントのみ有効
バウチャーはPearson VUEアカウントに紐づいています。他人の受験に使うことはできません。
私の実際の受験料:CLFからSAPまで
正直に公開します。
| 試験 | 受験日 | 結果 | 支払額 |
|---|---|---|---|
| CLF | 2024年11月 | 合格(707点) | ¥16,500 |
| SAA | 2024年11月 | 合格(768点) | ¥11,000(CLFバウチャー) |
| DVA | 2025年1月 | 合格(746点) | ¥11,000(SAAバウチャー) |
| SAP 1回目 | 2025年8月 | 不合格(715点) | ¥22,000(DVAバウチャー) |
| SAP 2回目 | 2025年11月 | 不合格(723点) | ¥44,000 |
| SAP 3回目 | 2025年11月 | 合格(780点) | ¥44,000 |
| 合計 | ¥148,500 |
CLF→SAA→DVAはバウチャーをうまく連鎖できました。
問題はSAPです。DVAバウチャーで1回目を半額にできたものの、不合格になったことで2回目・3回目は正規の¥44,000がかかり続けました。SAP3回分だけで¥110,000。
もし1発で合格できていたら合計¥60,500で済んでいたわけで、¥88,000の差が出ました。
「バウチャーの使い方よりも、1発で受かることの方が圧倒的に節約になる」というのが、身をもって体験した結論です。
SAPへの3回挑戦の詳細は別記事に書いています。
→ AWS SAPに3回目で合格した話【1回目715点→2回目723点→3回目780点】
まとめ:バウチャーは「次を決めてから」使う
AWS認定のバウチャー制度を整理します。
- 合格すると次回50% OFFのバウチャーが自動付与(有効期限3年)
- CLF→SAA→DVA→SAP連鎖で通常¥104,500→¥60,500(¥44,000節約)
- 不合格ではバウチャーは出ない。再受験は正規料金
- SAP正規¥44,000は複数回落ちると費用が雪だるま式に増える
バウチャーを確実に使うには、合格した瞬間に次の試験を決めることです。「いつか受けよう」と先延ばしにして有効期限を意識しなくなるのが一番もったいないパターンです。
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