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IT資格13個の難易度ランキング【30代未経験エンジニアが全部受けた本音】

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます

目次

「この資格、実際どれくらい難しいんだろう?」

IT資格を受けようと調べていると、必ずぶつかる疑問だと思います。ネットには「簡単だった」「難しかった」という声が両方あって、結局どっちなのかわからない——私も受験前は、いつもそうでした。

私は30代半ばで未経験からIT業界に転職し、子育てをしながら約1年半で13個のIT資格を取りました(取得の全体像は13資格取得ロードマップにまとめています)。

この記事では、その13資格を「取得の難しさ」だけで正直にランキングします。

最初にお断りしておくと、私はまだエンジニア歴が浅く、「この資格が実務でどれだけ役立つか」を語れるほどの経験年数はありません。だからこの記事では、実務での有用性ではなく、純粋に「受かるまでがどれだけ大変だったか」という取得難易度に絞っています。

しかも、ふわっとした体感だけではありません。

  • 学習期間(合格までに何週間かけたか)
  • 受験回数(一発合格か、何度落ちたか)
  • 合格点までの余裕(ギリギリか、楽勝か)

という、自分の受験データという動かせない事実をもとに並べています。これから資格を取る順番を決めたい人にとって、リアルな難易度感の参考になるはずです。


難易度はどう判定したか:3つの客観データ

「難しい」という感覚は人によって違います。そこで、できるだけ主観に頼らないよう、次の3つのデータを軸にランク付けしました。

判定軸見ているもの
学習期間合格までにかけた週数。長いほど苦戦した証拠
受験回数一発合格か、不合格を挟んだか。落ちた数だけ難しい
合格点までの余裕合格ラインに対してどれだけ上で受かったか

この3つに加えて、合格ライン(合格に必要な正答率)も判断材料にしています。同じくらいの実力で受けても、合格ラインが高い試験ほど落ちやすく、難しく感じるからです。これらを総合して、S(最難関)・A(難関)・B(中級)・C(入門)の4ランクに分けました。

ひとつ、先に大事な補足をします。資格は取る順番によって体感難易度が大きく変わります

たとえば、考え方が共通する資格は、後から取るものほど簡単になります。私の場合、Java Bronzeである程度プログラミングの考え方を身につけていたので、後から受けたPython基礎はとても簡単に感じました。AWSも同じで、覚えるべきサービスの機能や名称はSAAとDVAで重なる部分が多く、後に受けたDVAのほうが楽でした。

この記事の難易度も「私がこの順番で受けたときの体感」である点は、頭の片隅に置いて読んでください。


結論:IT資格13個 難易度ランキング一覧

先に全体像をお見せします。難しい順に並べたのがこちらです。

順位資格ランク学習期間受験回数
1位AWS SAP(ソリューションアーキテクト プロフェッショナル)S約2か月(合計)3回(2回不合格)
2位応用情報技術者S約7週間1発
3位HTML5 Level2A約2週間(各回)2回(1回不合格)
4位Java SilverA約2週間1発
5位AWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)B約5日1発
6位AWS DVA(デベロッパー アソシエイト)B約3週間1発
7位OSS-DB SilverB約3週間1発
8位HTML5 Level1B約2週間(各回)2回(1回不合格)
9位Pythonデータ分析試験B約2週間1発
10位Oracle BronzeC約10日(各回)2回(1回不合格)
11位Java BronzeC約3週間1発
12位Python基礎試験C約2週間1発
13位AWS CLF(クラウドプラクティショナー)C約2週間1発

1位と2位(SAPと応用情報)は、ほぼ同じくらいの難しさだと感じています。ここからは、ランクごとに「なぜその難易度なのか」を詳しく書いていきます。


Sランク(最難関):受かるまで本当に苦しかった2つ

1位:AWS SAP — 2回落ちて3回目でやっと合格

13資格の中で文句なしの最難関が、AWS認定ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)でした。

理由はシンプルで、2回不合格になり、3回目でようやく合格した唯一の資格だからです。スコアの推移は1回目715点 → 2回目723点 → 3回目780点(合格ライン750点)。1点刻みでにじり寄っていったのがわかると思います。

問題文がとにかく長く、1問読むだけで体力を持っていかれます。アソシエイト3資格(CLF・SAA・DVA)を取った後でも、まったく歯が立ちませんでした。「アソシエイトの延長」では絶対に受からない試験です。

学習時間も相当なものでした。1回目の受験まで約1か月、2回目まで約3週間、その後データベーススペシャリスト試験を挟んで3回目まで——と、SAPに費やした学習時間を合計すると約2か月になります。連続した期間では次の応用情報が最長ですが、合計の学習時間で見れば、13資格で一番長く向き合ったのがこのSAPでした。

苦戦の記録と、3回目で何を変えたかはAWS SAPに3回目で合格した話に詳しく書いています。

2位:応用情報技術者 — 学習期間がダントツで最長

2位は応用情報技術者試験です。一発合格はしましたが、合格までに約7週間と、13資格の中で連続した学習期間としては最長でした(SAPは複数回受験のため、合計の学習時間ではSAPが上回ります)。

午前の幅広い知識に加えて、午後の記述式があるのが重い。マークシートだけで終わらないぶん、付け焼き刃が効きません。

一発で受かったのでSランクの中では2位にしましたが、SAPとはほぼ同順位だと感じています。1つの試験に向けて連続で机に向かい続けた期間という意味では、一番きつかった資格です。勉強法は応用情報技術者の勉強法にまとめています。


Aランク(難関):合格ラインが高く気が抜けない2つ

3位:HTML5 Level2 — 合格ライン70%の壁

HTML5プロフェッショナル認定レベル2は、一度不合格を経験してから合格しました。Aランクに置いた大きな理由は、合格ラインが70%と高めだからです。出題範囲が細かく、正確な暗記が要求されるうえに、合格点も高いので、ふんわりした理解では足元をすくわれますHTML5 Level2の勉強法)。

4位:Java Silver — 合格ライン65%、ひっかけが多い

Java Silverは約2週間で一発合格でしたが、内容は決して軽くありません。合格ラインは65%で、HTML5 Level2より少しだけ低い。この合格ラインの差(70% vs 65%)が、Level2を上に置いた理由です。

Java Silverはコードの細かい挙動を問うひっかけ問題が多く、Bronzeの感覚で受けると痛い目を見ます。一発で受かったとはいえ、油断できない難関でした(Java Silverの勉強法)。


Bランク(中級):学習量はほぼ同じ、5つの中堅

ここからのBランク5つは、かけた学習量がほぼ同じくらいでした。その中での並びは、問題そのものの難しさや出題の偏りで微調整しています。

5位:AWS SAA — 5日で受かったが、試験自体は中堅

AWSソリューションアーキテクト アソシエイト(SAA)は、わずか5日で一発合格(スコア768点)。学習期間だけ見ると最速ですが、それは直前にCLFを取っていた知識の貯金があったからです。試験そのものの難易度は中堅で、SAA単体をいきなり5日で受かるという意味ではありません(AWS SAAに5日で合格した方法)。

6位:AWS DVA — SAAの後だから楽になった

AWS認定デベロッパー アソシエイト(DVA)は約3週間で一発合格(スコア746点)。開発寄りの細かいサービス知識が問われますが、覚えるべきサービスの機能や名称はSAAと重なる部分が多く、後に受けたぶん楽でした。SAAより順位を下にしたのはこのためです。インフルエンザで一度受験を延期するアクシデントもありました(AWS DVAの勉強法)。

7位:OSS-DB Silver — 範囲は広いが体系的

OSS-DB Silverは一発合格。SQLやDBの基礎が体系立っているぶん対策はしやすいものの、範囲はそれなりに広く、入門というほど軽くはありませんでした(OSS-DB Silverの勉強法)。

8位:HTML5 Level1 — 本来はもう一段下、でも準備不足で苦戦

HTML5レベル1は、一度不合格になってから合格しました。問題そのものの難易度は、Bランクの他の4つより少し下だと思います。それでもこの位置にいるのは、最初に受けたとき私の準備が不足していて、実際に落ちたからです。

「Webの資格だし簡単だろう」と油断したのが一番の敗因でした。しっかり対策すればもう一段下のはずですが、油断が一番危ないという戒めも込めてここに置いています(HTML5 Level1の勉強法)。

9位:Pythonデータ分析試験 — 出題の偏りを突けば下がる

Pythonデータ分析試験は、範囲自体はBランクの他の試験と同じくらい広いです。ただし、出題される分野に偏りがあり、その頻出分野をしっかり対策すれば難易度はぐっと下がります。範囲の広さに惑わされず、出るところを集中的にやれば一発合格は十分狙えます(Pythonデータ分析の勉強法)。


Cランク(入門):はじめの一歩におすすめの4つ

10位:Oracle Bronze — 問題演習をすれば一発合格は十分可能

Oracle Bronzeは一発合格。データベースの入門資格で、過去問・問題演習をきちんとこなせば、一発合格は十分に狙えます。範囲は中くらいですが、出題の傾向がつかみやすく、対策がそのまま得点に結びつく資格でした(Oracle Bronzeの勉強法)。

11位:Java Bronze — 最初の1個ゆえの3週間

Java Bronzeは約3週間。数字だけ見るとそこそこですが、これは転職して最初に受けた資格で、資格勉強そのものに慣れていなかったぶん時間がかかった面が大きいです。内容自体は入門レベルでした(Java Bronzeの勉強法)。

12位:Python基礎試験 — Javaの後だからとても簡単に感じた

Python基礎試験は、出題範囲が公式テキストに素直に沿っていて対策がしやすい資格です。さらに私の場合、先にJava Bronzeでプログラミングの考え方を身につけていたため、Pythonがとても簡単に感じました。これが、Java BronzeよりPython基礎を下(やさしい側)に置いた理由です(Python基礎の勉強法)。

13位:AWS CLF — 13資格で一番取りやすい入り口

最も取りやすかったのが、AWSクラウドプラクティショナー(CLF)です。約2週間で一発合格。AWSの全体像をつかむ入門資格で、クラウドに興味がある人が最初の一歩を踏み出すのに最適でした。ここで土台を作っておくと、次のSAA以降がぐっと楽になります(AWS CLFの勉強法)。


番外編:14個目の挑戦は「不合格」だった

実は、この13資格とは別にもう1つ挑戦して、落ちた資格があります。データベーススペシャリスト試験です。

位置づけとしては応用情報の上位にあたる高度区分ですが、体感の難易度は応用情報と同程度だと感じています。それでも落ちたのは、子育てと両立するなかで十分な学習時間を確保しきれなかったからです。難しさそのものより、時間との戦いで届かなかった——というのが正直なところです。

この「うまくいかなかった話」はデータベーススペシャリストに落ちた話に正直に書いています。合格体験記だけでなく、こうした失敗も含めて参考にしてもらえたらと思います。


このランキングから言える、受験順序のおすすめ

難易度を並べてみると、効率の良い受験順序も見えてきます。

  1. まずは入門(Cランク)から土台を作る:Java Bronze・AWS CLF・Python基礎など。ここで「資格勉強のリズム」を作る
  2. 同系統を連続で受ける:Bronze→Silver、CLF→SAA→DVAのように、知識が新しいうちに次へ進むと体感難易度が大きく下がる
  3. 難関(A・S)は最後に、時間を確保して挑む:応用情報やAWS SAPは付け焼き刃が効かないので、まとまった学習期間を取る

特にAWSは、CLF→SAA→SAPの順で受けると、前の知識が次に効くうえに、合格でもらえる次回半額バウチャーを連鎖させて受験料も抑えられます。この費用面の戦略はAWS試験のバウチャー活用術にまとめました。

また、子育てや仕事と並行して学習時間をどう捻出したかは13資格を取るための時間管理術に書いています。


まとめ:難易度を知れば、戦略が立てられる

13個のIT資格を「取得難易度」だけでランキングしました。改めて要点を整理します。

  • 最難関はAWS SAPと応用情報技術者(この2つはほぼ同順位)
  • HTML5 Level2とJava Silverは合格ラインが高め(70%・65%)で、一発合格でも気が抜けない
  • 取りやすい入り口はAWS CLF。クラウドに興味があれば最初の一歩に最適
  • 最速はAWS SAAの5日だが、これはCLFの土台があってこそ
  • 考え方が共通する資格は、後から取るほど簡単になる(Java Bronze→Python基礎、SAA→DVA)。同系統を連続で受けるのが効率的

私自身まだ経験は浅いですが、13資格すべてを実際に受けたからこそ書けるリアルな難易度感として、これから挑戦する人の順番決めの参考になればうれしいです。

そして、個人的に資格勉強は教材選定がすべてだと思っています。私が実際に使った教材は各記事にも記載していますので、あわせて参考にしていただけますと幸いです。

各資格の具体的な勉強法は、本文中のリンクからそれぞれの記事に飛べます。全体の取得戦略は13資格取得ロードマップからどうぞ。


よくある質問(FAQ)

Q1. このランキングは誰にでも当てはまりますか?

いいえ。あくまで私個人が、この順番で受けたときの体感難易度です。前提知識や得意分野によって難易度の感じ方は変わります。学習期間・受験回数という客観データは参考になりますが、絶対的な順位ではない点はご理解ください。

Q2. 未経験者は何から受けるべきですか?

入門ランク(Cランク)から始めるのがおすすめです。私の場合はJava Bronzeから入りましたが、クラウドに興味があればAWS CLFから入るのも良い選択です。まず1つ受かって「資格勉強のリズム」を作ることが大切です。

Q3. AWS SAAが5日で受かったのは、もともと詳しかったからですか?

いいえ、直前にAWS CLFを取っていたからです。CLFで基礎を固めた直後にSAAへ進んだことで、知識が新しいうちに最短で合格できました。SAA単体をいきなり5日で受かるという意味ではありません。

Q4. 一番コスパが良い資格はどれですか?

取得のしやすさという意味では、Bronze→Silverのように同系統を連続で受ける流れが効率的です。費用面では、AWSの合格特典である次回半額バウチャーを連鎖させる方法が有効で、バウチャー活用術の記事に詳しく書いています。

Q5. HTML5は簡単だと聞きますが、なぜLevel2がAランクなんですか?

Level2は合格ラインが70%と高めで、出題範囲も細かく正確な暗記が要求されるためAランクにしました。一方、基礎のLevel1は問題そのものはもう一段やさしいのですが、私は準備不足で一度落ちたため、戒めも込めてBランクに置いています。Webに馴染みがあっても油断は禁物です。

Q6. 落ちた資格(データベーススペシャリスト)も受け直す予定ですか?

高度区分は学習負荷が大きいため、生活の状況を見ながら判断するつもりです。落ちた経験そのものも別記事で共有しているので、これから挑む人の参考になればと思います。

Q7. 働きながら・子育てしながらでも13資格は取れますか?

私は子育てをしながら、プロジェクト参画中は1日1〜2時間程度の学習で取得しました。短時間でも継続すれば到達できます。時間の作り方は時間管理術の記事にまとめています。