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情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)に挑戦します【AI時代にセキュリティ資格を選んだ理由・学習計画・教材】

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます

目次

「AI時代に、なぜ今セキュリティの資格なの?」

そう聞かれそうですが、私はむしろAI時代だからこそ、このタイミングで情報処理安全確保支援士(通称・登録セキスペ)を取ろうと決めました。

2026年11月、私はこの試験に初挑戦します。セキュリティの実務経験は、正直ほぼゼロ。それでも挑むと決めた理由と、合格までの学習計画・教材を、受験前のいま全部公開します。

この記事は「合格しました」という事後報告ではありません。これから挑む人間が、何を考え、どう計画したかのリアルな記録です。受験を迷っている方の判断材料になればと思います。結果は試験後に、合否どちらでも正直に記事化します。


結論:2026年11月、未経験から登録セキスペに挑戦する

最初に、私の現在地と方針をまとめます。

項目内容
受験する試験情報処理安全確保支援士(SC)
受験時期2026年11月(前期試験)・初受験
セキュリティ実務経験ほぼなし
午前I(科目A-1)免除を使う(応用情報合格者の特権)
目標一発合格 → 登録セキスペとして登録
不合格の場合2027年2月(後期)に再挑戦

私は転職後の約1年半で13のIT資格を取得してきました。高度試験そのものは、2025年に受けたデータベーススペシャリストが一本目——ただし結果は不合格でした。その悔しさを踏まえて、本気で合格を狙いにいく高度試験がこのSCであり、士業(名称独占資格)への挑戦としては初めての一本です。育休中の唯一の資格目標として、ここに絞って準備しています。

私の資格遍歴はこちらにまとめています。

子育てしながら転職後約1年半で13資格を取得したロードマップ


なぜ、AI時代に「セキュリティ資格」を選んだのか

数ある資格の中でSCを選んだのには、明確な理由が3つあります。

理由①:2027年の制度再編後も「生き残る」資格だから

IPAの情報処理技術者試験は、2027年度から試験区分が大きく再編されます。応用情報や多くの高度試験は「プロフェッショナルデジタルスキル試験」へ統合・再編される予定です。

その中で、情報処理安全確保支援士は統合されず、独立した資格として継続・強化される数少ない区分です。せっかく時間をかけて取るなら、数年後に名前が変わって「それ何だっけ?」とならない資格を選びたかった。SCはその条件を満たします。

制度変更の全体像はこちらに詳しくまとめています。

【2026年度】IPA情報処理技術者試験の大変革まとめ

理由②:AI時代こそ、セキュリティ人材の価値が上がると考えたから

これが一番大きな理由です。

AIの進化で、専門のエンジニアでなくてもアプリケーションを作れる時代になりました。これ自体は素晴らしいことです。でも同時に、「作れるけれど、セキュリティは大丈夫なのか」という不安が、あらゆる現場で膨らんでいます。

特に、専任のセキュリティ担当を置けない中小企業の経営者にとって、「自社のシステムやデータは守られているのか」は切実な悩みです。AIで開発のハードルが下がるほど、“守る”側の専門知識を持つ人材の希少性は上がる——私はそう読みました。

作る人が増える時代に、守れることを証明できる。これは長期的に価値が落ちにくいポジションだと思っています。

理由③:「士業」として、目に見える信頼になるから

情報処理安全確保支援士は、IT国家資格の中でも数少ない士業(名称独占資格)です。合格後に登録すれば「登録セキスペ」を名乗れます。

弁護士や税理士と同じく、資格名そのものが「この人はセキュリティの専門知識を国に認められている」という、目に見える信頼の証になります。実務経験がまだ浅い私にとって、スキルを客観的に示せる肩書きは、今後のキャリアで効いてくると考えました。


前提:私はセキュリティ実務がほぼ未経験です

正直に書いておきます。私はクラウド移行の案件に携わってきましたが、セキュリティを専門に設計・運用した経験はほぼありません

つまりこれは、実務の貯金がない状態から、独学で高度試験に挑むという挑戦です。「実務経験者の合格体験記」はネットにありますが、未経験から計画を立てて挑む過程の記録は少ない。だからこそ、同じ立場の人の役に立つはずだと思っています。


試験の構成と「午前I免除」という最大の武器

SCの試験は、CBT方式で次の3科目で構成されます(2026年度・名称変更後)。

科目旧名称形式内容
科目A-1午前I多肢選択IT全般の基礎知識
科目A-2午前II多肢選択セキュリティ専門知識
科目B午後記述式実践的なセキュリティの応用・読解

そして私の戦略の核がこれです。科目A-1(午前I)は免除を使います。

応用情報技術者試験などの合格者は、合格後2年間、高度試験・SCの午前I(科目A-1)が免除されます。私は2025年春に応用情報に合格しているので、2026年11月の受験はこの免除対象になります。

応用情報技術者試験の勉強法

免除のメリットは大きく、IT全般の基礎(科目A-1)に時間を割かず、セキュリティ専門知識(科目A-2)と記述式(科目B)に学習リソースを全集中できるということです。未経験の私にとって、これは何よりありがたい。応用情報を先に取っておいて本当によかったと感じています。


学習計画と教材:使う順番まで全部公開

未経験から挑むぶん、教材選びと使う順番は入念に設計しました。私が使う教材は次の4つです。

① インプット:まさる先生の「1冊目の教科書」

まず最初に、全体像をやさしくインプットします。教育系YouTuberのまさる先生による入門書を最初の1冊に選びました。

『ゼロからスタート! 教育系YouTuberまさるの情報処理安全確保支援士1冊目の教科書』

未経験者がいきなり専門的な対策書に入ると挫折します。まず「セキュリティってこういう世界か」という地図を、やさしい入門書で頭に入れる。これを最初に持ってくるのが私の方針です。

② アウトプット:過去問道場(無料)

インプットと並行して、ひたすら問題を解きます。使うのは定番の無料サービス、過去問道場です。

情報処理安全確保支援士ドットコム(過去問道場)

科目A-2(専門知識)の対策は、過去問演習が王道で最短です。私はこれまでの資格でも忘却曲線を意識した復習サイクルで合格してきました。SCでも、間違えた問題を翌日に解き直すこの方法を徹底します。無料で過去問を回せる過去問道場は、その演習エンジンになります。

③ 専門知識+科目Bの強化:「重点対策」(アイテック)

過去問道場で知識を固めたら、より実戦的に専門知識と記述(科目B)を鍛えます。そこで使うのが、アイテックの定番対策書です。

『2026 情報処理安全確保支援士「専門知識+科目B」の重点対策』

過去問道場が「広く演習」なら、こちらは専門知識の体系的な整理と科目Bの解き方に踏み込んだ1冊です。過去問で見えた弱点を、テーマごとに深く補強する役割を担わせます。記述の総仕上げに入る前に、専門知識と科目Bの土台をここで固めます。

④ 記述対策:「こう書く!セキスペ」

最後の難関が、記述式の科目B(午後)です。ここは選択問題と違い、「自分の言葉で正確に書く」力が問われます。その専用対策として選んだのがこの1冊です。

『こう書く!セキスペ 情報処理安全確保支援士 第2版』

記述式は、知識があっても「解答の書き方」を知らないと点になりません。書き方の型を専用の対策書で固める——これを学習の総仕上げに置きます。

なお、Udemyの講座も候補に入れていますが、現時点では上記4つで十分と考えており、必要を感じたら追加する方針です。

教材を使う順番(ここが大事)

順番教材役割
1まさる本「1冊目の教科書」全体像をやさしくインプット
2過去問道場(無料)ひたすら演習・知識を定着
3重点対策(専門知識+科目B・アイテック)専門知識と科目Bの土台を深く強化
4こう書く!セキスペ記述式(科目B)の書き方を固める

入門書で地図を作る → 過去問で知識を埋める → 重点対策で専門知識と科目Bを固める → 記述対策で仕上げる。この順番で、夏にインプット、秋に演習、直前に記述対策と進めていく計画です。


合格しても「登録セキスペ」はすぐ登録しない方針です

SCは合格して終わりではありません。「登録セキスペ」を名乗るには、合格後に正式な登録が必要で、しかもこれにはお金がかかります。

費用金額(目安・2026年時点)
登録時(登録免許税+登録手数料)約2万円
オンライン講習(毎年2万円
実践講習・特定講習(3年に1回8万円〜
3年間の維持費の目安約14万円

正直、安くありません。この維持費を踏まえて、私は合格しても、必要になるまでは登録しない方針にしました。

情報処理安全確保支援士は、試験に合格すれば「登録する権利」を無期限で持ち続けられます(合格に有効期限はありません)。つまり、登録セキスペを名乗る必要が出てきたとき——たとえば仕事で肩書きが求められる場面が来たとき——に、改めて登録すればいい。それまで毎年の講習費を払い続ける必要はない、と判断しました。

まずは合格して「いつでも登録できる状態」を手に入れる。登録はそのあと、維持費に見合う使い道ができたタイミングで動きます。資格そのものの価値(知識・肩書きを名乗れる権利)は、登録しなくても合格時点で手に入るからです。

この「いつ登録するか」の判断も、状況が動いたら改めて記事にする予定です。


まとめ:受験宣言と、この記事の続き

最後に、私の計画を整理します。

  1. 2026年11月、未経験から情報処理安全確保支援士に初挑戦する
  2. 選んだ理由は「制度再編後も生き残る」「AI時代にセキュリティ人材の価値が上がる」「士業として目に見える信頼になる」の3つ
  3. 午前I(科目A-1)は免除を使い、専門知識と記述式に集中する
  4. 教材は まさる本 → 過去問道場 → 重点対策 → こう書く!セキスペ の順で使う
  5. 合格しても登録セキスペはすぐ登録せず、必要になるまで待つ(合格の権利は無期限・維持費は3年で約14万円)

ここまで偉そうに計画を語ってきましたが、結果はまだ何も出ていません。一発合格を狙っていますが、落ちる可能性も当然あります。

だからこそ、この記事には続きを書きます。試験が終わったら、合否どちらでも、計画どおりにいったか・どこでつまずいたかを正直に報告します。同じく未経験からSCに挑む人が、私の成功も失敗も踏み台にできるように。

——まずは、やります。


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よくある質問(FAQ)

Q1. セキュリティ未経験でも情報処理安全確保支援士に合格できますか?

実務未経験でも、知識を体系的に学べば合格は可能だと考えています。私自身がまさに未経験から挑む立場です。ただし科目B(記述式)は実践的な読解・応用が問われるため、過去問演習と記述対策に十分な時間を確保することが重要です。結果は受験後に正直に報告します。

Q2. 午前I(科目A-1)の免除はどうすれば使えますか?

応用情報技術者試験・高度試験・SCのいずれかに合格すると、合格後2年間、午前I(科目A-1)が免除されます。私は応用情報に2025年春に合格しているため、2026年11月のSC受験で免除対象になります。受験申込時に免除を申請します。基礎科目に時間を取られず、専門分野に集中できる大きなアドバンテージです。

Q3. SCの教材は何を使えばいいですか?

私は「まさるの1冊目の教科書(入門インプット)」→「過去問道場(無料・演習)」→「重点対策(専門知識+科目Bの強化・アイテック)」→「こう書く!セキスペ(記述の仕上げ)」の順で使う計画です。未経験者はいきなり対策書に入らず、やさしい入門書で全体像をつかんでから演習に入るのがおすすめです。

Q4. 登録セキスペの維持費はどのくらいかかりますか?

登録時に約2万円、その後はオンライン講習が毎年2万円、実践講習・特定講習が3年に1回8万円〜かかります。3年間で約14万円が目安です(2026年時点)。費用が大きいため、私は合格してもすぐには登録せず、登録セキスペを名乗る必要が出たタイミングで登録する方針です。合格して得られる「登録する権利」に有効期限はないので、必要になってから動いても遅くないと考えています。

Q5. なぜ2026年度(現制度)のうちに受けるのですか?

情報処理安全確保支援士は2027年度から試験時間・出題形式の変更とマネジメント分野の強化が予定されています。現制度のうちに受けるほうが、既存の参考書・過去問がそのまま使えて効率的です。詳しくはIPA試験の変更まとめに書いています。

Q6. 育休中でも高度試験に挑戦できますか?

挑戦できます。私は育休中の唯一の資格目標としてSCに絞って準備しています。まとまった時間が取りにくくても、午前I免除で学習範囲を絞り、過去問演習を軸にすれば、限られた時間でも対策は進みます。私自身がその実例になれるよう取り組んでいます。